【作って食べてみた】豆腐と米粉のちぎりパン【小麦パンよりおいしい?ダイエット効果は?】

ダイエット

小麦のパンよりもヘルシーで、ダイエットや健康にいいと噂の米粉パン。
最近では米粉パン専門店なども増えてきて、流行っているようですね。

この記事を書いている私モル子は、小麦パンが大好きで日常的に食べていますが、米粉パンは未体験。少しも食べたことがなく、「米粉パンは果たしておいしいのか」「小麦パンとどんな風に違うのか」と気になっていました。

そんなとき、YouTubeで豆腐と米粉のちぎりパンのレシピを発見。
おそらく、米粉パン専門店で売られている米粉パンには豆腐は入っていないと思うのですが、そのレシピのお手軽さに惹かれて、自分で作ってみようと決心しました。

この記事は、「豆腐と米粉のちぎりパン」のレビューになります。小麦パンと比較しながら感想をつづると同時に、ダイエットの視点でどういった効果が得られるかをご紹介します。

この記事はこんな人におすすめ!
  • 手軽で簡単に作れる米粉パンのレシピを知りたい
  • 「豆腐と米粉のちぎりパン」のおいしさを知りたい
  • 「豆腐と米粉のちぎりパン」のダイエット効果を知りたい

米粉とは?

今回ご紹介する「豆腐と米粉のちぎりパン」は、一般的な小麦パンで使われる小麦粉の代わりに、米粉を原料として作られたパンです。

米粉は、お米を細かく砕いて粉状にしたもの
パンのほかにも、お菓子・ケーキやパスタの麺など、米粉はいろいろな食品に加工することができます。

ガイド
ガイド

こうした米粉由来の食品の専門店も増えてきたように思います!

米粉パンの特徴

米粉パンには次のような特徴があります。

  • グルテンフリー
  • 腹持ちがよい
  • タンパク質の栄養価が高い

一つずつ見てみましょう。

グルテンフリー

グルテンというのは、小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種です。

普通の小麦粉から作られるパンにはこのグルテンが含まれており、パンをふっくら膨らませたり、モチモチの弾力ある食感にする役割があります。

一方で、米粉パンは小麦粉を使用しないため、グルテンフリーな食品です。

グルテンをとるとアレルギーが出てしまう人や、体質によりますが、グルテンでお腹の不調(下痢・便秘・ガス溜まり・腹痛など)を感じる人には、グルテンフリーの米粉パンが適しています。

腹持ちがよい

米粉パンは、小麦パンと比べて水分をよく含むため、腹持ちがよいのが特徴です。

また、お米由来のモチモチした食感があり、咀嚼も増えるため、満腹感を得やすいそう。

タンパク質の栄養価が高い

米粉と薄力小麦粉でカロリーとPFCを比較してみると、次のとおり。

米粉薄力粉
カロリー356kcal349kcal
タンパク質(P)6.0g8.3g
脂質(F)0.7g1.5g
炭水化物(C)81.9g75.8g
〔出典〕健康管理アプリ カロミル

米粉の脂質は薄力粉の半分程度と少ないですが、そのほかカロリーや栄養素に大きな差はないようにみえます。

ところが、タンパク質の栄養価を示す「アミノ酸スコア」という指標に着目すると、米粉は薄力粉よりも数値が高く、優れているそうです。

アミノ酸スコアとは9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれているかを表した数値。タンパク質をたくさん含んでいてもアミノ酸が少ないものをたくさん摂っても人の体にとって良い働きをしてくれません。米粉はアミノ酸スコアが高いので、効率的にタンパク質を吸収できる食材です。

共立食品株式会社「米粉ってヘルシーなの?小麦粉とカロリーや栄養の違いを解説します」〈https://www.kyoritsu-foods.co.jp/column/6264/

【実際に作ってみた】豆腐と米粉のちぎりパン

作り方

まず材料ですが、日常の料理で使わないので、米粉をお持ちでない人は多いはず。

私が使用した米粉はこちらの商品です。
「米粉はきっと価格が高いに違いない」と構えていましたが、1kgで500円台と想像していたより安い。

レシピは、YouTubeで活躍されている大好きなばくばクックさんの動画で作りました。
サムネイルの写真、もちもちの生地がこんがりと焼けておいしそうですよね。

さらに動画を見ていただけるとわかりますが、作る工程もとても簡単。
これなら私にも作れそうだと思い、挑戦することにしました。

一点だけ、私が作ってみての注意点です。

レシピに生地を発酵させて膨らませる工程があるのですが、IHコンロでフライパンが温まらなかったのか室温が低かったのか、なかなか生地が膨らまなかったので、濡れ布巾をレンジで温めフライパンを外から覆ってみました。(無事に膨らんでよかった)

もし困ったらやってみてください。もっといい方法もある気がしますが!

完成!果たしてお味は?

自分で作ってみた「豆腐と米粉のちぎりパン」完成品がこちら!
焼き目がちゃんとついて、見た目は大満足の出来。

完成後、出来立てをすぐにいただきました。

外がカリカリ、中がもっちり!!おいしい!!!

普段小麦パンばかり食べているので、食べ始めはお米やお餅のような風味に不思議な感覚でしたが、徐々に甘くてほっこりした味に慣れてどんどんおいしさが増してきます。

また、豆腐が入っているおかげかパンの重量感、中のぎっしり感がすごくて、これはパン?と疑う食べ応えです。しばらくお腹も空かず、腹持ちも十分にあることを実感しました。

豆腐・米粉パンと小麦パン徹底比較

私が感じた、豆腐・米粉パンと小麦のパンの違いをまとめると次のとおりです。

豆腐・米粉パン小麦パン
香りお餅のような香り
(豆腐の香りはほとんどしなかった)
小麦やバターの香り
お米の甘みを感じる小麦特有の風味
食感もちもちふわふわ軽い
食べ応えずっしりと食べ応えあり
(豆腐のおかげ?)
ふわふわなので食べ応えなし
腹持ちよい、お腹に溜まるまあまあ、米粉よりは悪い

比較して思ったことは、パンはパンでも、豆腐・米粉パンと小麦パンは別物でそれぞれに個性があるということ。

香り、味、食感など、両者それぞれに特有の個性があり、似通った要素はないと感じました。

それぞれにそれぞれのおいしさがあるので、たとえば「もちもち食感の食べ応えを求めるなら豆腐・米粉パン」、「ふわふわ軽い小麦風味を求めるなら小麦パン」というように、求めるものによって選択が変わってくるかと思います。

そのため、言い換えれば「小麦パンの代わりに豆腐・米粉パンを食べよう」などの代用品としては不向き。両者は全く別の食べ物であるため、代用品と思って食べても、満足感は得られないでしょう。

ダイエット効果

「豆腐と米粉のちぎりパン」を食べて感じたダイエット効果は次のことです。

  • 小麦不使用のグルテンフリーで、腸内環境が整う
  • 食べ応えと腹持ちのよさで、食べ過ぎ防止
  • 豆腐でタンパク質を摂取

小麦不使用のグルテンフリーで、腸内環境が整う

今回の記事で、グルテンをとるとアレルギーが出てしまう人や、グルテンでお腹の不調(下痢・便秘・ガス溜まり・腹痛など)を感じる人には、グルテンフリーの米粉パンが適していると解説しました。

私自身も、小麦パンを食べるとお腹の中のガス溜まりや便秘を感じることが多いです。ダイエット中にうまく排便できなかったり、お腹がぽっこり張るのは悩みますしストレスです。

体質によると思いますが、このようなグルテンによるお腹の悩みがある人は、小麦の摂取を控えて、グルテンフリーの豆腐・米粉パンを食べることで、不調も改善されるのではないでしょうか。

食べ応えと腹持ちのよさで、食べ過ぎ防止

小麦パンのふわふわ軽い食感と反して、豆腐・米粉パンのずっしりした食べ応えは、とてもたくさんの量は食べられないと思います。

私は小麦パンの場合、(制限がなければ)食パン一斤は余裕で食べられますが、豆腐・米粉パンの場合、手のひらサイズのパン3個でストップでした。

豆腐・米粉パンは腹持ちもいいので、ダイエットの食べ過ぎ防止に効果てきめんです。

豆腐でタンパク質を摂取

豆腐・米粉パンには、生地に絹ごし豆腐が使われています。

パンといえば炭水化物のイメージですが、豆腐のおかげでタンパク質も豊富です。

ダイエット中はタンパク質量に意識している人も多いはず。
エネルギー源の炭水化物と筋肉をつくるタンパク質が両方含まれているので、筋トレをする人にもおすすめです。

まとめ

今回は、「豆腐と米粉のちぎりパン」を作って食べてみたレビューということで、小麦パンと比較しながら感想をつづると同時に、ダイエットの視点でどういった効果が得られるかをご紹介しました。

作る前は「もっとボソボソとした食感で、豆腐の香りがキツイんじゃないか」とマイナスイメージだったのですが、実際に食べてみると「米粉が味・もちもち食感にうまく働き、豆腐で食べ応えもある」とてもおいしいパンになりました。

ダイエット向けの食べ物でもあるので、定期的に作って今後も食べていこうと思います。

ぜひ、みなさんも「豆腐と米粉のちぎりパン」作ってみてください。

参考文献

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