- お祝いで綺麗なお花をいただいたけど、数日後には枯れてしまうのが悲しい
花をもらってもいつかは枯れてしまうもの。そのたびに悲しい気持ちになる、そんな経験ありますよね。
「花を枯らさずに綺麗なまま保存したい」そんな人におすすめなのがハーバリウム。
ハーバリウムを作ることで、花を枯らさずに思い出として残すことができますし、枯れない花として誰かに贈り物をすることもできます。
この記事では、この記事を書いている私モル子が実際にハーバリウムを作ってみた経験から、手作りハーバリウムに必要なもの、作るときのちょっとしたコツについて、漏らさずご紹介します。
- 花を枯らさずに残したい
- 枯れない花を贈り物にしたい
- 失敗しないハーバリウムの作り方を知りたい
必要なものさえ揃えば、想像より簡単にハーバリウムは作れます。
興味がある人はぜひ、参考にしてみてください。
ハーバリウムとは
ハーバリウムとは、ガラス瓶の中に花をオイル漬けにし、花の色合いや形をそのままに保存するアイテムです。
綺麗で美しい花を長期間残すことができるため、部屋のインテリアにしたり、贈り物にしたりと人気があります。
ハーバリウムは半年から一年程度保存できるとされており、一生ものではありません。
ですが、生花のままだと花瓶にさしても寿命は一週間程度。楽しめる期間はあっというま。
「いただいたお花を少しでも長く楽しみたい」「お花を贈りたいけどすぐに枯れてしまうのは嫌」という人にはうってつけのアイテムです。
必要なもの
早速、ハーバリウム作りに必要なものを紹介します。
- お花
- ドライフラワー用の乾燥剤(シリカゲル)・密閉容器
- ハーバリウムオイル
- ガラス瓶
- そのほか(ピンセット、針金など)
お花
いただいたお花や、ハーバリウムに入れたいお花を用意しましょう。
ドライフラワー用の乾燥剤(シリカゲル)・密閉容器
ハーバリウムにする花は、乾燥させてドライフラワーにします。
生花のままだと水分を多く含んでいるため、腐ってしまったり、水分とオイルが分離して見た目が悪くなったり、花の色が抜ける、しおれて形が崩れるなどの、不都合があるそう。
花をドライフラワーにして水分を抜くことで、鮮やかな色・綺麗な形の見た目のよいハーバリウムを作ることができます。
私が使用したドライフラワー用の乾燥剤(シリカゲル)はこちらの商品。
ドライフラワーを作るときに必要な、密閉容器とふりかけボトルがセットになっています。

ちなみに、シリカゲルはフライパンで加熱してやることで、再利用が可能だそう。
一度購入すれば何度も使えるのでお得!
ハーバリウムオイル・ガラス瓶
ドライフラワーが完成したら、ガラス瓶に、ドライフラワーとオイルを入れていきます。
私が使用したハーバリウムオイルはこちらです。
ガラス瓶は百均などに売られているもので構いませんが、ハーバリウムは部屋のインテリアになるので、気に入る形のものを選びましょう。
私はハーバリウム専門店のこちらの瓶を購入しました。
そのほか
そのほか、小道具にはなりますが、次のものがあると便利です。
- ピンセット(瓶の底まで届く長さのもの)
- 針金・ワイヤー
ドライフラワーを瓶の中に入れるのに、ピンセットは必須でした。
手でつまむと花びらが取れますし、箸でも瓶の口につっかえてしまいますので、持っていない人は準備しましょう。
針金やワイヤーは、ドライフラワーを作るとき、乾燥して折れやすくなった花や茎を補強するのに使います。
私は小さい花メインかつ、茎なしで作成したので、針金は使いませんでしたが、必要と感じる人は準備してください。
作り方・コツ
ハーバリウムを作る手順はこんな感じ。
- ドライフラワー作成
(完成まで一週間待機)
- ハーバリウム作成
- 完成
各工程の作業やコツについて説明します。
ドライフラワー作成
ハーバリウムに入れる花をハサミでカットします。茎は1cm程度残るくらい。
密閉容器にシリカゲルを3cm以上敷き入れ、その上に花を乗せましょう。
その後、花びらの隙間などを埋めるようにまんべんなくシリカゲルをふりかけ、完全に花が見えなくなるまでシリカゲルで埋めてしまいます。
フタをして、そのまま約一週間待機します。

花は繊細なので、一気にドサッとシリカゲルをかけると花びらが取れてしまうことも。
先の細いふりかけボトルで優しく注ぐようにすると、花の形を崩さず作ることができます。
ハーバリウム作成
一週間後、ドライフラワーを密閉容器から取り出す際は、新聞紙などを広げ、その上に静かにシリカゲルを出し花を取り出します。
ガラス瓶の底の方から順番に、ピンセットで花を入れていきましょう。
花をセットし終わったら、瓶を斜めにして、瓶の内側を伝うようにゆっくりオイルを流し込んでいきます。セットした花が底に沈んだ場合は、オイルを入れたあと再度ピンセットで位置を調整します。
数分、泡が抜けるまで待ち、オイルがこぼれないようにしっかりフタをします。

- ハーバリウムはオイルに光が射し込むと綺麗です。
花を詰めすぎると光が入らないので、花の入れすぎには気をつけましょう。
- 実際に作ってみて、底が深い瓶では、花をすべて配置してからオイルを注ぐのは難しかったです。
二段階に分け、①瓶の半分まで花セット➡オイル ②瓶の口まで花セット➡オイルのようにするのがおすすめです。
完成
私が作ったハーバリウムは、こんな風になりました。
初めてのハーバリウム作りでしたが、ここまでご紹介した内容で、初心者でも十分なものを作ることができます。

窓際に飾ると日の光でキラキラして綺麗ですよ

まとめ
今回は、私モル子が実際にハーバリウムを作ってみた経験から、手作りハーバリウムに必要なもの、作るときのちょっとしたコツについてご紹介しました。
私がハーバリウムを作ったきっかけは、結婚のお祝いに花束をいただき、それを枯らしてしまうのが悲しくなったから。パッとした思い付きでハーバリウムを作りましたが、必要なものさえ揃えば、本当に簡単に作ることができます。
今後もお花をもらうたびに、こうしてハーバリウムを作るのが楽しみになりました。
みなさんもぜひハーバリウムを作って、部屋に飾ってみてください。キラキラ輝いてとても癒されますよ。
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