仕事をしていると、「うっかりミスをしてしまった」「自分の落ち度で失敗をしてしまった」誰だってそんな経験がありますよね。
当然、上司や周りの人から注意や批判をされ、気分やメンタルが落ち込んでしまう人も多いはず。
この記事を書いている私モル子も、先日仕事にて、「整理整頓ができない人?書類なくさないでね」と注意され、

自分では綺麗好きと思っていたのに、周りからはそう見られていたんだ…
とショックを受けました。
こんなとき、
- 注意や批判を受けて、それをどう受け止めていけばいいのか
- どのようにメンタルを立て直せばいいのか
悩んでしまうものですが、皆さんもよく知る有名人、それも成功者の中には、こうした注意や批判に対する独自の考え方が実って、結果を残している人もいるみたいです。
今回は、そんな有名人(成功者)の注意や批判に対する考え方、そこから使えるメンタルの立て直し方を紹介していきます。
注意や批判をどう受け止めて、どう気持ちを切り替えればいいのか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
有名人(成功者)の注意・批判に対する考え方
有名人(成功者)は、一体どんな考え方や思考を持っているのでしょうか。
イチロー(元プロ野球選手)

元プロ野球選手のイチロー選手は、「失敗するのが怖い」という若者に対し、「怖さや不安があるのは悪い状態ではない」と話しています。失敗=怒られる・注意・批判されるのが怖いと同じマインドですよね。
自信満々で足をすくわれるより、失敗してなんぼ、そこから学ぶことが大切だと考えているそう。
「どれだけ頭の中に情報を詰め込んでも、肌感覚で持っていないと弱い。失敗してなんぼ。特に若いうちは。そこから学ぶことこそが大切で、それが強さにつながるのだと思う」
オリックス.「勝たなきゃ意味がないなんて詭弁だ」イチローが考える“個”の重要性〈https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/orix_channel/200807.html?utm_source=chatgpt.com〉
「何かにチャレンジする時、怖さや不安はあって当然。でもその感覚を持った上で、同じ世界でも違う道でも、どんどん踏み込んでいってほしい。自信満々の状態の方が、よっぽど怖いし、足をすくわれかねない、と僕は思います」
オリックス.「勝たなきゃ意味がないなんて詭弁だ」イチローが考える“個”の重要性〈https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/orix_channel/200807.html?utm_source=chatgpt.com〉
失敗が怖いのは当然。そこに踏み込んで経験し、肌感覚で得た教訓こそ強さにつながる

失敗して注意されても、学びを得た!と思えれば、自分を責めずに済むよね
スティーブ・ジョブズ(Apple創業者)

Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズは、「他人の考えた結果を生きてはいけない」「全ての答えは自分自身で導き出す」という信念を持っている人。
他人の意見を参考にしても、最終的な判断は自分自身であり、批判を受けたときは、その意見が自分の信念に合うのかという軸で取捨選択していたそうです。
「時間は限られています。それを他人の人生を生きることで無駄にしてはいけない。常識にとらわれてはいけない。それは、他人の考えた結果を生きることです。他人の意見によりも自分の内なる声に耳を傾けてください。そして、何よりも大切なこと、それは自分の心と直感に従って生きる勇気を持つことです。どういうわけか彼ら(心と直感)はあなたが真に望んでいることをあなたよりも早く知ることができるんです。それ以外のことはすべて二の次で構いません」
YAHOO!ニュース.自信が持てない人へ。スティーブ・ジョブズの名言「他人の意見より自分の…」英語&和訳(偉人の言葉)〈https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b430755fd44cad926129e69c18d60aa95af332dc〉
他人の意見に自分の人生を支配されないよう、自分にとって必要な批判か不必要な批判か見極めることが大切

自分にとって不必要な批判には、悩むだけ時間の無駄かも!
堀江貴文(実業家)

実業家の堀江貴文さんは、「行動している人に批判は集まるもの」「批判されるときは注目されている証拠」という考え。
その上で、理不尽な批判には耳を貸さず、自分の目標(ビジネスやプロジェクトなど)に支障が出る批判にはしっかりと対応する、そんな立ち回りをされているんだとか。
新しくビジネス、プロジェクトを仕掛ける限り、外野からの様々な批判は絶対にあるものだ。けれど、あまりに理不尽な指摘は無視し、スルーしてよい。それらを逐一気にしはじめると、何もできなくなってしまう。自分を信じてそのときに「ベスト」と思われる道を進んでいくべきだ。
WebLEON.堀江貴文「自分らしく生きたいなら、世の理不尽に逆らえ」〈https://www.leon.jp/peoples/31717〉
批判は“行動してる人の宿命”と割り切る

確かに、初めて挑戦することは経験がなくて失敗しがち。
行動したがゆえの、注意や批判を受けることはあるよね
このように、有名人(成功者)は、
- 失敗して注意や批判が来るのは当たり前(怖いものではない)
- 自分の糧になる注意・批判を取捨選択
- 自分のために必要な注意・批判には向き合って学ぶ
といった考え・思考を持っているようです。
それでは、この考えに基づき、メンタルを上手く立て直すにはどうしたらいいのでしょうか。
メンタルを立て直すには

注意や批判を受けてメンタルが落ち込んでしまったとき、立て直すためには、次のようなことを意識してみるのがおすすめです。
- 自分の軸・目標を決め、不必要な注意・批判は無視、気にしないように心がける
- 自分がステップアップ・成長しているからこその注意・批判=今自分は頑張っているんだと褒める
- 注意・批判されても大丈夫、怖さに慣れていこうという意識
まずは、自分の目指すものに対し、本当にその注意・批判を聞く必要があるか考えるようにしましょう。注意してくる人も人間です。言ってくれる内容がすべて正しいとは限りません。
的外れな注意や批判を鵜呑みにしてメンタルを落としたり、時間を費やして修正するのは、気に病むだけ損だし、時間の無駄ですよね。
自分にとって不必要と判断したら、言われたことを素通りし受け流す訓練をしてみましょう。
また、適切な注意や批判を受けたときは、それは自分が頑張っている・挑戦しているからこそ得られたものです。何も行動していない生活では、周りからリアクションをもらうことはありません。
注意・批判=「今自分が前に進んでいる証拠、偉い!よく頑張っている」と自分を褒める癖をつけてみましょう。徐々に、注意や批判を前向きなものとして捉えられるように変わっていくはず。
最後に、注意・批判を受けるたび、自分に「大丈夫だよ」と唱えてあげること。どうしても、注意・批判=怖い・不安という感情が根付いてしまうものですが、その概念を変えるために、自分で暗示をかけて慣れていくことも重要です。
まとめ
今回は、有名人(成功者)の注意や批判に対する考え方、そこから使えるメンタルの立て直し方を紹介しました。
有名人の考え・思考からは、何かを成し遂げたり成功に至るためのヒントが隠れているような気がします。それぞれ自分なりの批判との向き合い方を自覚されていて、長年メンタルを培ってきたのでしょうね。
これまで生きてきた考え方・思考を、すぐに変えるのは難しいことですが、継続して習慣づけること、「慣れ」というのが何事も大切なんじゃないかと思います。日々の訓練として、有名人たちのような考えを意識していくことで、徐々にメンタルが鍛えられるはず。
私と同じように悩んだ経験がある人は、ぜひ一緒にメンタル強化、挑戦していきましょう。
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